今日の知恵 - 2006/01/08

充実した人生を歩むためのヒント
2006年01月08日(Sun)▲ページの先頭へ
IBMに学ぶ

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いまやIBMといえば、コンピューターのトップメーカーとして知られているが、
その創始者のトーマス・ワトソンは、
会社経営で独創的なアイデアを発揮している。

1930年代の初め、アメリカは金融恐慌に見舞われた。
いわゆる大不況の時代に突入したのである。

今日の日本では、安定していると言われている大企業でさえ、
社員を見捨てて、平気でリストラしているが、
当時のIBMは社員の生活を守ることに徹し、首を切ることをしなかった。

終身雇用は日本のお家芸と考えられているが、
それよりはるか昔に、アメリカではそれを実施していたのであった。

そのため、IBMは経営に苦しみ、倒産直前の危機に陥ったが、
それでも社員たちを見捨てることをしなかった。

また、給与体系として当時はブルーカラーの時間給と、
ホワイトカラーの月給が一般的であったが、
この差別を撤廃し、トーマス・ワトソンは全社員月給制の一本にした。

今日の日本では、派遣社員や、時間給の導入で、
社員たちの生活を圧迫することを平気で行っているが、
会社の社会責任のあり方をまじめに考えるべきであろう。

また、トーマス・ワトソンは現場の「職長制度」を廃止した。
今日の日本の大企業では生産管理部門があって、
そこから命令を出し、現場はそれに従うという、支配構造が見られるが、
IBMでは生産管理部門は現場に情報を提供し、仕事をやりやすくするために
助けるという意識で会社が構成されていたのであった。