アンドリュー・カーネギー


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2007年06月02日(Sat)
アンドリュー・カーネギー

かって日本の会社は、
社員を大事にしたものです。

社員のための福祉制度は
実に充実したものでした。

それは3本の柱によって成っていました。

1.社内預金制度

社員に預金してもらい、
それに対して利子を払うものですが、
銀行へ預けるより利子が高いので、
社員は努めて節約し、
貯金に励んだものです。

2.住宅用資金貸出制度

これは社員が住宅を持つための
資金の貸付を行うものです。

3.老後保障年金制度

長い間、会社のために働いてくれた
社員のために年金を払う制度です。

この三つは、社員を家族として養う
日本的雇用制度として
注目を集めていた時期もあります。

経済大国となった日本の雇用制度を解き明かす書として
カリフォルニア大学のエズラ・ボーゲル教授が
1970年代の後半に、
「ジャパン・アズ・ナンバーワン」を
世に送り出しました。

日本のすぐれた雇用制度を学ぶため、
この本はアメリカの大学の授業でも使われました。

日本でも翻訳されたものがベストセラーになったので
読んだ方もたくさん居られることでしょう。

でも実を言うと、
この社員を大切にする3つの制度は
日本独自のものではなく、
100年以上も前にアメリカで、
アンドリュー・カーネギーが
自分の会社で行っていたものなのです。

社員は会社が自分たちを大切にしてくれるので
ますます一生懸命働き、
会社はどんどん発展して行きました。

その結果、アンドリュー・カーネギーは
大きな財を築きましたが、
のほとんどを社会貢献のために寄付しました。

有名なカーネギーホール、
カーネギー・メロン大学、
また世界中の大学に図書館を建設するための、
資金を提供しました。
その数3000以上といわれています。