いじめの原因


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2006年11月27日(Mon)
いじめの原因

家族団らんという言葉がある。

一つ屋根の下で家族みんなが集まって食事をし
寝るときも一つの部屋で家族揃って
川の字のようになって眠る。

そこには気持ちの通じあいがあった。

ところが、こんにち物はあふれ、
生活は便利になったが、
人と人とのコミュニケーションが稀薄になった。

子供に個室が与えられ、
それは豊かさの象徴のように見えるが
家族との断絶を意味している。

わざわざ孤独を作り出すものとなっている。

自分の部屋で子供達はゲーム機で遊び、
一人でテレビを見、
音楽もヘッドホンステレオで一人で聞く。
喜びを他の人と分かち合うことが無くなった。

生身の人間と本音で語り合う機会が薄れ
他人への関心が薄くなった。

人と会うのがおっくうになり、
自分の殻に引きこもる。

自分自身が愛を受けることが無いので
他人にも愛を持って接することができない。

そのうっぷんを弱いものに対して吐き出す。
それがいじめという形で現れる。

いじめは子供だけの世界で起こっているわけではない。
まず大人の世界でそれがおこなわれた。

リストラの名目で弱い者を大量に切り捨てた。

フルタイムで雇用すると人件費がかかるという口実で
正社員の数を減らし、パートタイムで雇う。

社会保険も健康保険も無い。

いじめの問題は学校で始まったわけではない。

大人の世界で始まったことが、
子供の世界に移ってきただけのことである。

大人の世界でまず弱い者に手を差し延べる見本を示さなければ
子供の世界のいじめはなくならない。