団塊の世代


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2007年01月02日(Tue)
団塊の世代

新しい年の始まり。

今年は1947年生まれの、
「団塊の世代」が定年退職を迎える。

おそらく、ほとんどが転職した経験もなく
一つの会社に入社から定年まで
勤め上げた世代だろう。

これまではハンコを捺したような生活、
朝起きると会社に出掛ける。

いつも乗る電車の時間を気にしながら家を出る。

駅のプラットホームには
自分と同じような服装の人たちが
山のように、電車が来るのを待っている。

電車が入ってくる。
できるだけ出入り口近くに場所を確保したい。

ドアが開くと、後から押されるようにして
奥へ奥へと押し込められる。

誰も彼もお互いに言葉を交わすことも無く、
無言でその表情は、まるで能面そのもの。

ぎゅうぎゅう詰めの電車に揺られて
身動きもできない。

やっとの思いで電車から降りてからも
人の流れに押されるようにして職場に向う。

自分に与えられた仕事をいつものようにこなし、
腕時計を見るともうすぐ退社時間。

しかし定時で真っ直ぐ帰宅することはあまり無く、
残業あるいは飲み屋で一杯飲んでから、
終電間際に家に帰る。

年次有給休暇はあるものの、
1週間、2週間とまとめて取ることができない。

休んでもせいぜい1日、長くても2日。
風邪を引いたら病欠でなく、年休で休む。

そしてほとんどの休暇を取ることも無く、流してしまう。

このような生活に慣れてきた「団塊の世代」にとって
定年を迎えることは大きな不安だ。

定年60歳といっても体は健康だ。
まだまだ、何でもできる。

一人のモデルを紹介しよう。

ケンタッキーフライドチキン(KFC)の創業者、
カーネル・サンダースさんは
なんと65歳になってから、
フライドチキンを事業にすることを始めた。

年金で引退生活なんて退屈で面白くない。

そのようなチャレンジ精神が、
カーネル・サンダースさんを燃え上がらせた。

そして85歳頃まで現役の人生を貫き通した。

「団塊の世代」は学生だった頃、
社会をよくしよう、大学をよくしようとの
大きな視点を持って体当たりで生きていた。

定年を迎えることは、
確かに人生の大きな区切りとなる。
一つの役割を終えた。

しかし、それで人生が終わったのではない。

次の新しい目標に向って積極的に
歩んでみてはいかがであろうか。

長寿の県で有名な沖縄にはこんな言葉がある。
「50、60は、はなたれ小僧!」

まだまだ人生はこれからさ!