小3殺害の責任は社会にある


2006年04月02日(Sun)
小3殺害の責任は社会にある

朝刊に小3殺害の事件について大きく載っていた。

容疑者の男性は、勤めていた会社をリストラされた。
それから精神状態がおかしくなった。

リストラされて再び立ち上がるのは容易なことではない。
自分の存在を否定されたからである。

勤めていたときは明るく、周りの評判もよかったという。

この事件は本人の責任というより、
むしろ、ゆがんだ日本の社会構造にある。

弱いものを容赦なく切り捨ててしまう会社の経営体制と
それを容認する社会、ここに問題がある。

社会とはお互いに支えあうものである。

人の命を奪った意味において加害者であるが、
お互いに支えあうことをしなくなった日本社会で
職を奪われ、同情されることも無く捨てられた彼は、
また被害者の立場でもあったことを忘れてはならない。

かっての不況の時代に、松下電器の創業者松下幸之助さんは
社員の首切りはしなかった。

みんなでこの危機を乗り切ろうと、
一丸となって会社を盛り立てていったことは有名である。