三重苦を乗り越えて


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2007年06月13日(Wed)
三重苦を乗り越えて

ヘレン・ケラーは生後19ヶ月のとき
激しい腹痛に襲われ、
目と耳の感覚を失ってしまいました。

それからのヘレンは野獣のように育ちました。
食事を手で食べ散らかし、
気に入らないことがあれば、
手当たり次第に物を投げたり
ぶったりしました。

両親はパーキンス盲学校の校長を訪れ
その紹介でサリバン女史を、
ヘレンの家庭教師に迎えることにしました。

ヘレンの教育に当たったサリバンにとって、
毎日が絶望と挫折感の連続でした。

ある日、サリバンの手を振り切って、
庭に飛び出したへレンが、
水道の蛇口をひねって出てきた水を
両手にすくいながら叫び始めました。

「ウォー、ウォー」

いつもの叫び声と異なり、
ひどく感動していることに気がつきました。

やがてヘレンは水を捨てると、
サリバンの手に「冷たい」という
合図を指で送りました。

サリバンの目に涙があふれました。

ヘレンが外界を理性的に把握することが出来たからです。

これが見えず、聞こえず、離せないヘレンにとって
外部とそして他の人達とコミュニケーションを
もてるきっかけとなったのです。

やがてヘレンは三重苦を背負った者として
世界で初めて大学を卒業しました。

その後、世界各地を講演旅行し、
数々の著書を出し、
世界中の人々の希望の星となりました。